【ひかりペディア】色温度
目次
色温度とは?簡単に
端的に言うと、
- 色温度
光の色味(オレンジっぽいとか青白いとか)を表す言葉です。
照明用語では、電球色、温白色、白色、昼白色、昼光色などの呼び方で光の色を表します。
(それぞれの言葉の意味は後ほど詳しく解説します。)
また、色温度を表すときにケルビンという言葉を使う事もあります。
コチラも簡単に説明しましょう。
- ケルビン
光の色味を表すときに使う単位です。
Kと書きます。
3000K、3500K、4000K、5000K、6500Kなど、電球の箱の裏に書いてあったりします。
(実は照明用語ではなく、科学などで℃の代わりに使われる温度の単位です。)
色温度のキホン
色温度の基本的な概念について説明します。
まず、基本的な感覚として押さえておきたいポイントは、
色温度が低ければ赤っぽくなる
色温度が高くなれば、白もしくは青白くなる
ということです。
それを感覚的に理解するためには、こんなイメージを持って頂くと良いと思います。
鉄は熱いうちに打て!
イメージしやすいですよね。
図にするとこうです。
ここでちょっと面白いというか不思議なところは、白を超えるとだんだんと青に近づいていくところですね。
これは日常ではあまり見られません。
(鉄は青白くなる前に溶けたり蒸発してしまい、それ以上温度が上がらないので)
日常で、見られる青白い光の例を挙げるならば夜に見える星などです。
夜空を見上げると、オレンジ、黄色、白、青と色々な 色がありますが、
青い星は、燃える温度が高い星です!
おおいぬ座のシリウス
これはおおいぬ座のシリウス、温度はなんと約1万℃!
確かに、色が青いですね!燃える温度が高いと光は青くなります!
さて、これで色温度をより具体的に
イメージして頂けるようになったのではないでしょうか?
次に進みます。
色温度の読み方・解説
色温度の読み方について解説します。
まず全体像として、色温度の変化、赤~白~青白の色は表にするとこうなります。
色温度はこうなっている!
次は、それれの言葉の意味を解説していきます。
- 電球色
電球色は、文字通り電球っぽい黄色い光です。
ケルビンで表すと、2700Kか3000Kを一般的に電球色と言います。
注意点としては、2700Kと3000Kでは微妙に色が違う事です。
(2700Kの方が色温度が下がるので、少し赤っぽくなります。)
でもホームセンターとかで売ってるLEDって、
箱に”電球色”としか書いてなかったりする事もあります。そういう時はちょっと困っちゃいますね。笑 - 温白色
温白色は、”黄色過ぎず白過ぎず”のちょうど良いところを狙ったクリーム色の光です。
ケルビンで表すと、3500Kとなります。
黄色過ぎず白過ぎずという事で、お家のリビングなどで使われるツウ好みの色です。 - 白色
白色は、ひっかけ問題です。
白色という名前なのに”うっすら黄色い白色”の光なので注意が必要です。
ケルビンで表すと、4000Kとなるのが一般的ですが、
メーカーや製品によっては4200Kとしているところもあります。
とにかく照明では「白色は真っ白の事ではない」というのは、
覚えておくと良いでしょう! - 昼白色
昼白色は、真っ白しろの光です。
ケルビンで表すと、5000Kです。
キリのいい数字ですので「5000=真っ白」と覚えやすいのではないでしょうか?
(覚えるのが難しければ、このページをブックマークして是非ご活用ください。笑) - 昼光色
昼光色は、ちょっとだけ青みがかった白い色の光です。
ケルビンで表すと、6500K。
これも昼白色と似ててややこしいですよね。
昼白色と昼光色だったら、昼”白色”の方が”白い”!
と強引に覚えましょう。笑
(覚えるのが難しければ、、、以下略 笑)