SORAA
Simply Perfect Light
量産可能なLED電球の登場は、照明に革命をもたらし、世界中に消費電力の少ない「エコな光」を普及させました。
しかし一方では、従来のLEDには、色の再現度が低い・物の色が正しく見えないというデメリットもありました。
SORAAの電球は、紫色LEDという特殊なLEDを採用することにより、従来から市場に流通している青色LEDを使用した電球では実現が難しかった、「目に見えるすべての色を含んだ自然な光」を創り出すことに成功しています。
その光は、まさに"Simply Perfect"。
SORAAの光の圧倒的な演色性(色の再現度)は、日本はもとより世界中の美術館や博物館、ブランドショップ、高級飲食店で高い評価を得ております。
製品メリット
01.
高演色性
従来の光源(蛍光灯や放電灯)が使われていたころから、照明設計・計画において光の質、色の再現度(演色性)は空間の質を左右する大きな関心事でした。
これは、LED電球・照明が普及してからも同様で、通常市場に出回っている青色LEDをベースとした電球では、紫、シアン、赤などの色の再現度に難点があり、屋外で見た時のような正確な色を表現することは困難でした。
SORAAでは、「色の再現度は高いが、発光効率が上げづらく製品化が難しい」と言われていた紫色LEDを、独自の技術(ガリウムナイトライドの積層技術、GaN on GaN™ TECHNOLOGY)によって効率化することでこの問題を解決しました。
紫色LEDを実装したSORAAのLED電球は、紫、赤、シアンを含んだすべての可視光線を発することが出来ます。
これにより、もの本来の自然な色彩を太陽のもとで見たかのように鮮やかに表現出来るのです。
02.
フレキシビリティ
通常のLED電球では、メーカーが用意した決まった光の色味(色温度)と決まった光の照射角度(ビーム角)という、限られた種類の中からしか電球を選ぶことはできませんでした。
SORAAは、スナップシステムという独自のアクセサリーによってこの常識を完全に打破しました。
このスナップシステムは、マグネットによりランプの発光面にワンタッチで装着することで、簡単に色温度やビーム角をお好みに変更できるという、シンプルでありながら革新的なアクセサリーです。
スナップシステムを使用すれば、SORAAのLED電球では、色温度は8種類(2000K~4000K)、ビーム角では9種類(10度~60度、楕円、四角)、組み合わせでは72種類のバリエーションの中から、空間演出に最適な照明をお選びいただく事が可能です。
また、取り付け・取り外しも容易ですので、設営現場でのちょっとした変更などにも素早くフレキシブルに対応が出来ます。
03.
調光可能
お部屋や店舗や宿泊施設。空間の印象を形づくる上で、照明の存在は欠かせません。
明かりというのはただ、明るければさわやか、暗ければムーディーという単純なものではなく、エリアごと、ポイントごとの光のメリハリが大事になります。
一般的なLEDは「より省エネルギーで、より明るく」というコンセプトで作られていることが多いため、100%の点灯状態では、明るすぎたり、まぶしすぎたりして、空間の質を高めるような照明の演出は難しくなります。
また、過度に明るい光は、人の睡眠のリズムを乱したりなど、「雰囲気づくり」という言葉以上の影響を人体に及ぼす可能性もあります。
SORAAのLED電球は、調光に対応しております。空間の雰囲気、その時の気分、時間に応じて、高品質な光を最適な明るさでご使用頂けます。
(※お使いの調光器によっては、チラつきなどが起きる場合もございます。)
ブランドヒストリー
SORAAというLEDのブランドは、「紫LED」による圧倒的な演色性という評価とともに、世界の技術とサービスの最先端が集まる土地、アメリカのシリコンバレーで2006年に誕生しました。
このSORAAのブランド創立、そしてブランドのコンセプトを語る上で、SORAAの共同創業者の一人である中村修二氏の存在は欠かせません。
中村修二氏は「青色LED」の量産技術の発見でノーベル物理学賞を受賞しており、名前をお聞きになった事がある方も多くいらっしゃるでしょう。
「青色LED」の発見で世界的な功績を作った中村修二氏が、なぜ「紫LED」のSORAAなのか?
それは、中村修二氏が追い求めているものが、「まだ世界に無い、今よりもさらに良いもの」であるからです。
そして、まだ世界に無い光、今よりもさらに良い光を追い求め続けるその情熱が、SORAAというブランドの原動力なのです。
2020年には、SORAAのブランドは、アメリカの革新的照明器具メーカーECO SENSE社の所有となりました。
SORAAのLED電球は今まで屋内照明のみの製品展開でしたが、屋外照明を得意とするECO SENSES社の技術が融合することにより、SORAAの活躍のフィールドがさらに広がると大きな期待を集めています。